第5話『 十三代五右ヱ門登場』

 
放 映 日  1971年11月21日
登場キャラ  石川五右ヱ門,百地三太夫
ストーリー  あらゆる物を一刀のもとにまっぷたつにする居合いの達人・十三代目石川五右ヱ衛門。変装して五右ヱ衛門に近づいたルパンだが、五右ヱ衛門のそばにはなんと不二子がいた。驚くルパンに対し、五右ヱ衛門は「ある男を斬らねばならない」と宣言する。その男とは、他でもないルパン三世だった。ルパンの正体はすでにばれていたのだ。液体燃料を使い、かろうじて五右ヱ門の刃から逃れたのだった。
 次元の情報により、五右ヱ衛門の師匠が殺し屋・百地三太夫であることが判明する。そして、百地は不二子を使いルパンと五右ヱ衛門をおびきだし、両者とも葬ろうと企んだのだった。しかし、不二子に目論見を語る百地の床下には、百地の罠を突破した五右ヱ衛門の刃があった。
 舌先三寸で五右ヱ衛門をかわし逃げ出す百地。だが、逃げる百地の気球はルパンによって撃ち落とされる。もはや戦う理由を失った2人だったが、「殺しの世界に王者はふたりはいらない」と再度ルパンに対決を迫る五右ヱ衛門。高速道路でふたりの決闘が始まるが、結局決着はつかなかった。ふたりの雌雄を決する戦いは後の機会に持ち越されるのだった。
コメント その後30年以上にわたって増員もメンバー交代も行われない不動のルパン・ファミリーの最後のひとりである五右ヱ門 が登場する。最初は殺しのナンバーワンを競う敵同士だった。